平成30年度 北海道開発局優良工事等表彰(局長表彰)を受賞いたしました。
平成30年7月26日
平成30年7月26日北海道開発局より、北海道開発局優良工事等表彰を受賞しました。
【工事概要】
【工事名】北海地区 北海幹線用水路赤平住吉工区工事
【工事内容】№26+99.89~№28+33.69
L=116.30m 2連Boxカルバート水路(B=7.2×2=14.4m、H=2.65m)
1)土工 掘削 3,410㎥
2)構造物撤去工 コンクリート取壊し 355㎥
3)開渠工 鉄筋コンクリート(RC-A) 75㎥
4)カルバート工 鉄筋コンクリート(RC-A) 1,472㎥
5)放水路工 鉄筋コンクリート(RC-A) 45㎥
6)水路付帯工 サイドドレーン(φ300) 224.6m
流入工(RCPφ600,350) 3ヵ所
7)産業廃棄物処理工 コンクリート殻運搬・処理 357㎥
8)仮設工 仮設鋼矢板 Ⅲ型、L=8.0m 902枚
9)その他工事費 機械設備工事 1式
【表彰理由】
本工事は、開水路本体の施工が落水後の9月以降となる施工時期の制限があり、一部降積雪期の施工となったが、現場内の仮設備に全天候型大型上屋パネルを使用することによりにより作業効率、安全性および品質の向上に努めました。また、施工にあたり建設業労働災害防止協会主催の安全衛生教育を実施し、作業員の安全意識を高めたほか、架空線切断防止のための安全対策により、無事故・無災害で工事を完成させるとともに、施工時期が限定されていた水道移設箇所を含む工事区間を、積雪量も多く厳しい施工条件のもと、適切な施工体制、施工管理により工期内に完成させるなど他の模範となるすばらしいものでした。
須合所長より
現場は、水路左岸側が切り立った山裾、右岸側が交通量の多い道道が隣接し鋼矢板で 土留を行い工事用道路を確保する作業スペースの制約を受ける周辺環境での施工でした。 現場の最盛期は雪寒期で、記録的な大雪の中、全天候型大型上屋パネルを使用して 作業効率、安全性、品質向上に努め、現場スタッフ・協力会社・発注者の協力を得て、 無事故・無災害で工事を完成できました。